2013年09月30日

 私の焼き物


          
私の作品は、人工施釉(釉薬掛け)を極力しません。泥水の釉薬を扱う
のが生理的に苦手なことと、せっかく作った作品表面が釉ガラスが覆う
ことで太り、砂糖菓子の表面のようになるのが好かないからです。そこ
で、貝殻や藁、籾殻を使った焼き締め陶を実践しています。

     
     大 丸(おおまる) 
直径尺一寸(33p)の大皿です。こういうお皿は、ホタテやアオヤギの
貝殻を隙間無くならべて焼きます。裏は藁や貝殻に粘土を詰めたものを
立てて模様を作ります。

     
     こたこつぼ
小さな蛸壺です。実際タコ漁に使うものではなく、形だけ頂戴しました。
棕櫚の紐をつけてありますので、掛け花入れにいかがでしょう。

     
     土瓶(どびん)
お客様からのご注文で、『ごつくなく、たっぷり入る土瓶を』 というお題を
いただき作った新作土瓶です。ふっくらした形の袋を挽いて上側を切っ
て蓋に加工します。手は柿渋染めの籐で編みます。

     
     尺取杯(しゃくとりカップ)
これは灰立ての白い釉薬を中と口だけ掛けています。でも外は焼き締め、木の
幹を尺取虫が這い登っていくのをイメージして作っています。自然光で撮った
写真がとても似つかわしくて良い絵です。

以上画像は全て古民家スタジオ・イシワタリの福井隆也氏によるものです。
画像のコピー、無断転載はお断り申し上げます。

記事初出9月6日


posted by 陶房かまなりや at 00:00| 私の焼き物