2013年09月27日

 貝殻焼き締め


貝殻焼き締めの焼成法を手順を追ってご紹介します。

     
素焼きはせず、よく乾燥したナマ生地に貝殻を並べます。画像は 『大丸皿』
貝はホタテとアオヤギを使いました。今回は薄っすらと灰も蒔いてみました。
このまま窯詰めをして、還元で15時間ほど、1250〜70ほどで焼き締めます。


     
焼成後の状態。貝殻は灰になって燃え残り作品は縮んでいます。因みに
貝殻は何を使っても同じです。作品の形状に合わせて使い分けています。

     
貝殻灰をどけるとできあがり。人工施釉はしなくても、釉化します。科学的
な仕組みはわかりませんが、たぶん貝殻のアルカリ成分が釉化するので
あろうと思います。焼き物を嗜む方はぜひ、挑戦してみてください。

※この焼成法は窯と窯道具が頗る傷みますので、共同で使用している窯
や電気窯にはお勧めできません。また、焼成後の石灰は湿度で発熱します
ので取り扱いに充分お気をつけ下さい。冷えた貝殻灰(消石灰)は胡粉や
漆喰の原料として、また畑の土壌改良等に有効です。消石灰は強いアル
カリ性ですから、扱いにはお気をつけ願います。

記事初出10月4日


posted by 陶房かまなりや at 00:00| 貝殻焼き締め